コラム

【バイロマンティックとは?】みんな違うピースを持っている

こんにちは!b-LIGHTのライター、ホノカです。

今回はバイロマンティックというセクシュアリティについて解説しています!

これまでの記事でもヘテロセクシュアルやデミセクシュアルなど様々なセクシュアリティを紹介してきました。

そんなセクシュアリティは人の数ほど、存在します。

だからこそセクシュアリティに関する価値観は日々、多様性を増しています。

今回解説するバイロマンティックは、その意味以上に深いセクシュアリティです。

  • バイロマンティックがどんなセクシュアリティなのか知りたい
  • 人への魅力の感じ方はどう違ってくるの?
  • セクシュアリティが重複している場合があるかどうかを知りたい

この記事では上記3つの事を中心に解説しています。

バイロマンティックとは?

バイロマンティックとは恋愛的指向の対象が男性と女性に向くセクシュアリティの事です。

ただ、バイロマンティックが上の説明に全て当てはまるかと言われると、実は必ずしもそうではありません。

それはどういう事なのでしょうか。

ここで一旦話がそれてしまうのですが、私は今回タイトルを「みんな違うピースを持っている」と名付けました。

「このタイトルの意味って何?」と思われている方もいるのではないでしょうか。

あくまで私なりの表現になってしまうのですが、次の項目ではそんなタイトルの意味を説明したいと思います。

ピースとは?

「ピース」というのは人それぞれが持つ価値観を自分なりに表現した言葉です。

自分自身のセクシュアリティをどう自認するか、そしてどんなセクシュアリティを好きになるかは人それぞれです。

そんな価値観を「ピース」という言葉で表現したらとても素敵だと思い、今回はこのタイトルにしました。

では本題に戻るのですが、誰がどんな人を好きになるのかという事に関する価値観も多種多様です。

次はそんな「好き」の多様性についてを解説します。

色んな「好き」がある

「好き」という感情も多種多様です。

例えばですが、Xジェンダーなど男性・女性以外の性に恋愛感情を抱くバイロマンティックの方もいます。

また自認に関しても本人なりの価値観があってこそです。

自分が感じているセクシュアリティが言葉の意味通りに当てはまるからそのセクシュアリティを自認している方もいます。

ですが、そうでない方もいます。

言葉の意味に無理に拘る必要はありません。

本人の価値観を否定せずに理解する姿勢が大切です。

またバイロマンティックで且つデミロマンティックというようにロマンティックが重複している場合もあります。

用語解説

デミロマンティック:精神的に強い繋がりを感じている相手にのみ恋愛感情を抱くセクシュアリティ。

ちなみにですがどんな人に魅力を感じるかも人それぞれで違います。

あくまで一例ですが、人の知性に惹かれるサピオロマンティックなどです。

このようにセクシュアリティに関する価値観の形成というのは想像以上に深い事です。

さて、次の項目ではセクシュアリティに関する価値観の形成の深さを知る事が出来るものについて、解説します。

世界に目を向けてみると

セクシュアリティに関する価値観の形成の深さを知る事が出来るのがアメリカのFacebookです。

Facebookでは性別欄が何と58種類、そしてジェンダーに関する項目が56種類もあります

つまり、それだけたくさんの価値観がどんどん生まれているという事です。

近い将来、Facebookの性別欄・ジェンダーに関する項目が今以上に増えているかもしれないですよね。

しかし、日本ではセクシュアリティに関しての理解や関心は海外ほど広まっていません。

そのため、セクシュアリティに関して悩みを抱いたとしても相談できる場所が少ないのが現状です。

そういった場合はどうすればいいのか。

次はそんな事例への対処法を解説します。

b-LIGHTを頼って

セクシュアリティに関する悩みを抱いた時は私達b-LIGHTに相談してください。

1人で全てを抱え込むと、人は壊れます。

b-LIGHT公式サイト内のお問い合わせフォームにはこちらから飛べるので、しんどくなってしまったら、無理をせず私達を頼ってください。

まとめ

  • 自分のセクシュアリティをどう自認するのか、誰を好きになるのかは人それぞれ。
  • 言葉の定義に無理にこだわる必要は全くない。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!

セクシュアリティに関する価値観の形成は想像以上にとても深い事です。

だから必ずしも言葉の定義にこだわる必要は全くありません。

セクシュアリティの価値観形成に関しては人それぞれだからです。

自認している理由も「言葉の定義に当てはまるから」ではない場合もあります。

本人なりの価値観があっての自認もあるからです。

言葉の意味に拘らず、本人の価値観と向き合う姿勢を大切にしてください。

参考文献一覧

特定非営利活動法人にじいろ学校「用語一覧」https://www.nijikou.com/%E7%94%A8%E8%AA%9E%E4%B8%80%E8%A6%A7/(2023年12月3日 閲覧)

Job Rainbow MAGAZINE「デミロマンティックとは?【デミセクシュアルとの違い】」https://jobrainbow.jp/magazine/demiromantic(2023年12月3日 閲覧)

AKARI「アメリカ版Facebookには58種類の性別が用意されている」https://akari-media.com/2018/07/18/member-420/(2023年12月3日 閲覧)

SDGs MAGAZINE「Tinderには性別欄が9種、Facebookは58種。増える選択肢と進まない法整備。」https://sdgsmagazine.jp/2022/04/15/5628/(2023年12月3日 閲覧)

Job Rainbow MAGAZINE「サピオセクシュアル/サピオロマンティックとは?【知性を愛する】」https://jobrainbow.jp/magazine/sapio(2023年12月3日 閲覧)

Spaceship Earth「バイセクシャルとは?特徴や当事者の辛さ、割合・公表している芸能人を簡単に解説」https://spaceshipearth.jp/bisexual/(2023年12月3日 閲覧)

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ホノカ

大学生時代、友達との出会いがきっかけでLGBTQに興味を持ち、その後b-LIGHTに出会って、ライターとして活動するようになりました。 セクシュアリティはシスジェンダーのバイセクシュアルですが、流動的に性愛感情を抱く対象が男性か女性か、変わります!