「LGBT」「SOGI」って何？読み方は？わかりやすく解説します！

最近ニュースやSNSなどで、LGBTやSOGIという言葉を目にする機会が増えたのではないでしょうか？

それらの言葉について、意味や読み方を正しく理解している人は少ないかもしれません。

今回の記事では、LGBTとSOGIの意味や読み方についてわかりやすく解説していきます！

【結論】LGBTとSOGIは、こんな意味！

まずはじめに、LGBTとSOGについて簡潔にまとめます！

ここからは「LGBT」と「SOGI」について、詳しく解説していきます！

LGBTとは「セクシュアルマイノリティの総称」

まずは、LGBTについて解説します！

LGBTは「セクシュアルマイノリティの総称」として使われることが多い言葉です。この意味で使われる場合、性的少数者であるすべての人、つまり異性愛者ではない人全員を指します。

狭義のLGBTとして、4つのセクシュアルマイノリティを表す限定的な言葉として捉える人もいます。

• L(=レズビアン) → 女性として女性を好きになる人
• G(=ゲイ) → 男性として男性を好きになる人
• B(=バイセクシュアル) → 男性・女性両方を好きになる人
• T(=トランスジェンダー) → 生まれた時の性別とは別の性別で生きる・生きたい人

そのためセクシュアルマイノリティの総称としては、「LGBTQ」や「LGBTQ+」などが配慮ある言葉とされています。

SOGI(ソジ)とは「性的指向と性自認の頭文字をとった言葉」

では次にSOGIを見ていきましょう！結論から言うと「SOGIはすべての人が持っているもの」です！

『どういうこと？』と思われるでしょう。SOGIの意味から定義します！

SOGIは、Sexual Orientation（性的指向）とGender Identity（性自認）の英語の頭文字をとった頭字語（イニシャル言葉）です。

PRIDE JAPAN「SOGIとは」より引用

• 性的指向 → 好きになる相手の性
• 性自認 → こころの性

たとえば、レズビアンのSOGIと異性愛者(=ヘテロセクシュアル)のSOGIを比較してみましょう。

このようにSOGIはすべての人が持っているもので、すべてのセクシュアリティを上記のように整理することができます。

「LGBTの人」と「それ以外の人」と分けずに、すべての人のセクシュアリティについて指すときに使われます。

SOGIの読み方は？使い方は？

SOGIは一般的に「ソジ」と読みますが、「ソギ」と読む場合や、「ソジー」「ソギー」のように伸ばし棒を入れる場合もあります。

LGBTは「エルジービーティー」と読むので、SOGIも「エスオージーアイ」と読むのか悩む人が多いのですが、「ソジ」で覚えましょう！

SOGIの使い方としては、「SOGIを持っている」という表現をします。

よく混同される「LGBT」と「SOGI」の違いは？

LGBTとSOGIは同じものを指していると、よく誤解されています。

混同しないように、上記で説明した言葉の意味や指し示す対象をまとめます！

LGBTとSOGIとでは、指し示す対象が大きく違います。この点を踏まえて使用しましょう。

SOGIに関して理解を深められるコミュニティは？

SOGIに関するコミュニティに参加することで、様々な価値観を持った人や様々な立場の人の意見を聞くことができます。

そのため、SOGIに関して理解を深めたい人はコミュニティに参加すると良いでしょう。

ここではSOGIコミュニティをご紹介します！

成城大学 SOGIコミュニティ あまやどり

多様なSOGI・マイノリティ・アライの誰もが気軽に繋がれる居場所を。オンラインを中心に活動しているコミュニティで、誰でもどんな人でも参加可能です。

活動内容や応募資格に関しては、下記ページをご覧ください。

成城大学 SOGIコミュニティ あまやどり

多様なSOGI・マイノリティ・アライの誰もが気軽に繋がれる居場所を。

SOGIはすべての人が持っているもの！

どんなセクシュアリティをであっても、SOGIはすべての人が持っているものです。

どのSOGIが正しいとか、その人にとって相応しいとかではありません。

好きな色・好きな食べ物・好きなファッションが人それぞれ違うのと同じように、SOGIも皆と違っていいんです。

SOGIは個性のひとつ、人それぞれSOGIは違っていいのです。

もしあなたが、自分とは違うSOGIを持っている人と出会ったら、相手のSOGIを尊重してください。

すべての人のSOGIが尊重される社会を、皆で目指しましょう。