コラム

【LGBTQ+コラム】LGBTQ+への認識を見直そう

突然ですが、皆様はLGBTQ+に対して普段どのような認識を持っていますか?

LGBTQ+に対してどのような認識を持っているかは人それぞれですが、当事者目線からすると「その認識は違うかも」と思うものもあります。

そこで今回はLGBTQ+への認識について、周囲の方から聞いた「この認識は違和感を感じる」というものについて解説をしていきます。

今回の記事がきっかけでLGBTQ+への認識について、改めて考えていただければ何よりです。

併せて読みたい

b-LIGHTでは普段使っている言葉のアップデートをテーマにした記事があります。

LGBTへの認識と言葉のアップデートはかなり似ている部分があると思うので、ぜひ読んでみてください。

【セクマイ】普段使っている言葉のアップデートはできていますか?

【セクマイ】普段使っている言葉のアップデートはできていますか?②

【違和感①】LGBTQ+当事者は可哀想

私が周囲の方から聞いた違和感を感じたLGBTQ+への認識の1つ目は「LGBTQ+当事者は可哀想」というものです。

  • 同性婚の法整備が遅れているから、同性婚をしたくても出来ない
  • 両親や友人などが必ずしもLGBTQ+を理解してくれるわけではない(身近な理解者が少ない)
  • TV番組等でLGBTQ+当事者の悩みなどがよく取り上げられる...etc

こうした現状があるため、「LGBTQ+当事者は可哀想」という認識が生まれたのではないかと私は考えています。

しかし、こうした辛い事・悲しい事ばかりを取り上げられる現状に違和感を覚える当事者の方も少なくないはずです。

その理由は、当事者だからこそ良かったという点もあるからです。

  • 少数派の事について、より詳しく知る事が出来た(自分の視野が広がった)
  • 自分と同じ境遇の方の悩みに少しでも耳を傾ける事が出来た
  • 「法律婚」といった世間では当たり前とされるような事とは違う選択肢があるのを知れた

当事者だからこそのプラス面にはこうした事が挙げられます。

たまにはこうしたプラス面に注目すると、LGBTQ+への認識はかわり変わってくるのではないでしょうか。

【違和感を感じた認識②】LGBTQ+当事者は存在しない

私が周囲の方から聞いた、違和感を感じたLGBTQ+への認識の2つ目は「LGBTQ+当事者は存在しない」というものです。

この認識は間違っていると私は思います。

私達が暮らしている社会にLGBTQ+当事者は存在しています。

與真司郎さん等のように自身のセクシュアリティをカミングアウトした芸能人の方もいますし、LGBTQ+を題材にした書籍なども増えてきています。

私ホノカ自身、シスジェンダーのバイセクシュアルを自認していますし、そもそもb-LIGHT自体が当事者の方中心で立ち上げられたセクマイ専門のポータルサイトです。

このように私達の社会にLGBTQ+は少しずつ浸透していると言えるのではないでしょうか。

併せて読みたい

與真司郎さんがカミングアウト後の心境について語った記事です。

ぜひ一度、読んでみてはいかがでしょうか。

與真司郎さん カミングアウト後の変化は「これからも仲間として助けになりたい」

【違和感②について】「周りにLGBTQ+当事者がいるかもしれない」と想像するには?

「周りにLGBTQ+当事者がいるかもしれないってどう想像すればいいの?」

LGBTQ+の事を知らない人でそう思っている方も、もしかしたらいるのではないでしょうか。

私は、想像をする事が難しいのなら、それはそれで良いのではないかと考えています。

LGBTQ+の事について考える上では、知識はどうしても必要です。

なので、知識無しで「周りに当事者の方がいるかもしれない」と想像するのはとても難しい事になってしまいます。

LGBTQ+について興味・感心が無ければ、無理をしてまで学ぶ必要はないと私は思います。

さてここまでは当事者の方から聞いた、違和感を感じたLGBTQ+への認識について解説しました。

次の項目からは、私ホノカ自身のLGBTQ+への認識について述べてみようと思います。

自分のLGBTQ+への認識

LGBTQ+=ネガティブに扱うもの

そう思った理由は、私自身がかつてカミングアウトで失敗したという苦い経験を持っているからです。

私は以前ある身近な人にカミングアウトをした結果、拒絶されかけたという事がありました。

身近な人自身が、LGBTQ+について全く知らなかったのです。

とてもショックでした。

私はこの時の経験がきっかけで、LGBTQ+にネガティブなイメージを持つようになったので「LGBTQ+当事者は可哀想」という認識には違和感を全く抱きませんでした。

でも、そんな自分を否定するつもりは全くありません。

「LGBTQ+=ネガティブに扱うもの」というのも、認識の1つだと私は思っています。

まとめ

LGBTQ+への認識について

  • LGBTQ+当事者は可哀想だ→全てのLGBTQ+当事者が可哀想というわけではない。LGBTQ+当事者だからこそ良かった事もある。
  • LGBTQ+当事者は存在しない→LGBTQ+当事者は社会に存在している。セクシュアリティをカミングアウトしている芸能人の方もいる。

LGBTQ+への認識について、私はポジティブなものからネガティブなものまで色々な引き出しを持つ事が大切なのではと思いました。

色々な認識を持てば、「これはこの人に言っていい事かもしれない」「これは言ってはいけない事かもしれない」と使い分けが出来、自分と他者を傷つけずに済む事が出来るからです。

認識が1つだけだと、他者を傷つけてしまうような想像が生まれ、それが日常のふとした瞬間に言葉として出てきてしまうかもしれません。

そうした事態を防ぐためにも、色々な認識を持つ事は自分と他者を守る事にも繋がっていくのではないでしょうか。

また、LGBTQ+への興味・感心があれば、当事者の方が書いた書籍やブログなどを閲覧したり、コミュニティに足を運んで実際に当事者の方から話を聞いてみる事等をオススメします。

LGBTQ+に対して当事者自身が普段どんな事を考え、どんな事に違和感を感じているのかを知れるからです。

自分が抱いている認識と当事者自身の認識にはかなりの違いがある事を実感出来るはずです。

LGBTQ+についての疑問点はまず自己判断せずに自分で調べたり、当事者の方から話を聞くなどしてみてください。

そして、LGBTQ+について対しては色々な認識を持ち、自分と他者を傷つけないように使い分けが出来るようにしていきましょう。

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ホノカ

大学生時代、友達との出会いがきっかけでLGBTQに興味を持ち、その後b-LIGHTに出会って、ライターとして活動するようになりました。 セクシュアリティはシスジェンダーのバイセクシュアルですが、流動的に性愛感情を抱く対象が男性か女性か、変わります!