コラム

【気になる解説】シビルユニオンと同性婚の違いとは?

2024年1月17日

近年は結婚に囚われない関係性も増えています。

そんな中で注目されているのがシビルユニオンという言葉です。

そのシビルユニオンと対の関係にあるのが同性婚という言葉です。

ではこの2つの言葉にはどういった違いがあるのでしょうか。

今回の記事では以下の項目を中心に解説しています。

  • シビルユニオンと同性婚の違い
  • 日本で同性婚が認められない理由
  • 日本で同性婚が認められるようになる方法

また今回の記事で頻出する用語を解説した枠も設けました。

記事を読む前にぜひ一度読んでいただければなと思います。

用語解説

法律婚男性と女性が結ばれるという法律で認められた世間一般で言う結婚の事。
同性婚法律で認められた男性同士・女性同士の結婚。台湾・イギリス・アメリカなど35の国と地域で認められている。
シビルユニオン法律婚に近い関係性を法的に認めてもらう取り決めの事。
給付金が貰えるといった法律婚における法的な権利保障制度のほぼ全てが認められる。
1989年にデンマークで初めて成立。
同性パートナーシップ制度各自治体が同性カップルの方々に婚姻に相当する関係を認める証明書を発行して、社会的なサービスを受けやすくする制度。
問題は法的拘束力がない事。
民法普段の日常生活に適用される法律。結婚に関しては「夫婦は、婚姻の際に定める所に従い、夫又は妻の氏を称する。」と定められている。世間一般では「夫婦=男性と女性の事で同性婚は一切想定されていないから同性婚は国では認められない」と解釈されている。
日本国憲法最も大切な国の決まり事。

シビルユニオンと同性婚の違いは?

法律に則った手続きをしているかどうか

同性婚が認められている国や地域では、同性婚は法律で認められているので法律婚と同じ立ち位置になります。

他方、シビルユニオンは法律婚に近い関係性を法的に認めさせるという事です。

つまり法律に認められているかどうかが同性婚とシビルユニオンの違いです

小まとめ

同性婚:(認められている国や地域では)法律に則った手続きを踏んで結婚をしたから、認められる。

シビルユニオン:「法律婚に近い関係性を築いているから私達は結婚したのと同じだ」という主張。しかし、法律に則った手続きをしていないので法律上は認められない。

さて、言葉の意味がそれぞれ違う同性婚とシビルユニオンですが、海外では既に認められている国もあります。

ただ日本では同性婚実現までにまだまだ時間がかかりそうです。

だから私達はつい「日本は同性婚が禁じられているんだな」と思いがちです。

ですが日本では本当に同性婚は禁止されているのでしょうか。

次の項目では同性婚が日本で禁止されているかどうかについて解説します。

同性婚をしてはならないという事ではない

私は日本では同性婚は禁止されていないと考えています。

その根拠が民法と日本国憲法です。

日本には普段の日常生活に適用される法律を取りまとめた民法というものがあります。

世間一般において「民法では男性と女性の結婚が前提で同性婚は想定されていないから同性婚は認められない」という民法に基づいた解釈がされています。

ただ「同性婚をしてはならない」という条文は民法には見当たりません。

また、国の最高法規である日本国憲法でも「同性婚をしてはならない」というような事を明記した条文はありません。

つまり憲法は同性婚を禁止してはいないという解釈が出来るのではないでしょうか

では何を変えれば同性婚実現に繋がるのでしょうか。

変えるなら法律

変えるのなら憲法ではなく法律です。

憲法を変える事はとても難しいです。

ですが法律を変える事は憲法よりもハードルが低いです。

実際、同性婚実現のための裁判が福岡や名古屋、東京などで行われています。

また同性婚実現のために法律を変えようと動き出している団体もあります。

このように同性婚実現に向けて様々な動きがあります。

そういった中で私達1人1人に何か出来る事はないのでしょうか。

紡いでいく

「同性婚を実現したい人/同性婚が出来ずに苦しんでいる人」

そんな1人1人の思いを少しづつ紡いでいく事が同性婚の実現に繋がるのではないでしょうか。

X(旧Twitter)で同性婚に賛成している人/同性婚が出来ずに苦しんでいる方々の思いや同性婚に関する記事をリツイートしたりする事から始めてみるのもいいかもしれません。

さて、先程の項目で同性婚実現に向けて動いている団体があるというお話をしました。

次はその団体について紹介します。

こんな団体があるよ!

その団体の名前は「MARRIAGE FOR ALL JAPAN」 です。

この団体は「結婚の自由をすべての人に」を実現するために
講演会などを全国各地で行っています。

公式サイトでは同性婚と法律・憲法の関係についての記事など目から鱗な情報がたくさん載っています。

また全国で同性婚に賛成している国会議員がどれだけいるかが分かるマリファー国会メーターやどうしたら法律を変えられるかに関しても丁寧に記載されています。

まとめ

  • 同性婚とシビルユニオンの違いは法律に認められているかどうか
  • 同性婚に関する思いを紡いでいく事が同性婚実現に繋がるかもしれない
  • 民法や日本国憲法には同性婚をしてはならないという条文はどこにもない
  • 「MARRIAGE FOR ALL JAPAN」:「結婚の自由をすべての人に」を実現するために活動している団体。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

今回は同性婚とシビルユニオンの違いについてと同性婚に関する解釈について執筆しました。

日本において同性婚の実現にはまだまだ時間がかかってしまうと思います。

ですが、私達にも出来る事はあります。

「X(旧Twitter)などで同性婚をしたいという方々の思いをリツイートなどで広める」

「同性婚について自分で調べてみて誰かに伝えてみる」

そういった1人1人の思いを紡いでいくという事がいつか、
同性婚の実現に繋がるのではないでしょうか。

この記事が少しでも多くの人の目にとまってくれると、とても嬉しいです。

出典一覧

結婚の自由をすべての人に-Marriage for All Japan-
https://www.marriageforall.jp/(2024年 1月14日 閲覧)

b-LIGHT 「同性パートナーシップ制度とは?メリットやデメリットも解説!」
https://blight-japan.com/partnership-system/(2024年 1月14日 閲覧)

結婚の自由をすべての人に-Marriage for All Japan-「同性婚のこと 世界の同性婚」
https://www.marriageforall.jp/marriage-equality/world/(2024年 1月14日 閲覧)

Magazine for LGBTQ+Ally PRIDE JAPAN「LGBTQ用語解説 同性パートナー法」
https://www.outjapan.co.jp/pride_japan/glossary/ta/10.html(2024年 1月14日 閲覧)

結婚の自由をすべての人に-Marriage for All Japan-「同性婚のこと 実現への道のり」
https://www.marriageforall.jp/marriage-equality/why/(2024年 1月14日 閲覧)