まえがき
本コラムは、LIFEVALOR様やd'Arc-bty様を運営している、株式会社KUMO様に投稿していただきました。ご協力ありがとうございます。
と、フロイトの「過去の心的外傷」、所謂、トラウマは存在しないと否定しました。
ここで心理学を云々と述べませんが、確かに、過去の自分やその環境の経験で、それそのものや、それに似たものへの「恐怖・不安・不足感」により言動できない事もありますよね。
むしろ成人した方の選択や決断が行動に移せない殆どの障害になっている事も事実ですね。
アドラーは「出来ない原因を過去のせいにしているが、本当は今、したくない不都合がある。」と。
例えば、「あの人と付き合いたい」けど結婚には障害が…。親、世間、法…。
押し切っても、もし別れたら、周りになんて言われるだろう…。何より親兄弟に辛い思いをさせてしまうー…等々、大体最後は自身の正当化で終わることでしょう。
ですが、今の不都合を過去や環境のせいにしていては「苦しい今」は終わらない。
そして、その殆どが、「未だ起こってもない頭の中だけのネガティブ」ですよね。
直面してもいない「悪い不都合」がこれからの幸せにブレーキをかけている。
はじめまして、ともきです
縁あって、b-LIGHTに掲載させて頂く事になりました。
ここでは、私なりに学んできた「見方、考え、意識、感情の在り方を知る」を綴ってゆき、一人でも多くの方に、一つでも多くのLGBTQやジェンダーポジションが原因のネガティブをハッピーに出来れば、私がハッピーになれるという自己チューの掲載です。
かく言う私は
人生は、我慢、忍耐、苦労、努力の修行場かと言えば、それが嫌いな人に於いては、「違うという事を肯定する事」です。
かくゆう、私、申し遅れました。ともきが自他認める、忍耐、苦労、努力、利他、人道、正義感を大好物でした。
お前は武士かっていうくらい。更に、お節介。法律より人道。白が好き、円より四角。お陰で、他者や親にまで聖人君子とは言わないですが、それに近い扱いに喜びを感じる。重症の変態でした。
曲がった事が許せず伸ばそうとし、不条理な自己中も許せない。仕事は誰より成功し、会社の役員も長く勤め収入も月並み以上。
社会に出て、うん十年、辛酸をガブ飲みするようになると不幸の鉄製十二単を大好きな根性で引きずり歩く生き方。
相当なアホでした。何故、アホかと言うと、結局、誰も変わらないし、結果、お互い嫌な思いをするだけだからです。
簡単に言えば、誰も幸せにならない。
もっと言えば、自身が一番不幸で辛い人生だと言うことに
気付いた時には沼の中にいました。多忙な上、認知症実母の介護、終わらない会社でのネガティブ感情…。
やっと呼吸出来たのは、自身が大病に倒れ、
「人生ってこれで、こんなもんで終わり?」
と自問し過去から「自分の本当」を思い出して内観していたら。「自分はこんなの求めていないし、自分らしく生きていなかった」事を思い出した時でした。
母の死を経て、今の全てが邪魔になり捨てました。
物心ついた時から空想で頭がいっぱいで、それが成長とともに現実性を帯びた常識や善悪、正誤に塗り替えられて、違う自分で苦しんで生きていた。
「ごめん。私」
振り返ってみると、欲するままに空想し行動した事は、これらが後日、後年に具現している事が多い事に幸いにも気づきました。
趣味も嗜好も恋愛も仕事も。
逆に、正誤や常識に従う事が、忍耐、苦労、不幸を生むことも。
この後は、辞職し、会社を起こし、「自分と社員と世の中を笑顔にする会社」の構築を楽しんでいます。
と、かいつまんでの「私」です。
なぜ、ジェンダー・セクシュアリティ問題へ?
前述した「全てを捨てた」中で一番苦労しているのは、染みついた自分の善悪と常識の思考なんです。
簡単に言えば、「ジャッジ」です。
これが顔を出す時、ハッピーにはなれない。
「捨てる」と決めた時から不思議に、あり得ないペースと事柄で捨てたい思考、感情を誘う出来事が起こりました。何かの引っかけ問題のテストでしょうね。
元々、LGBTQにネガティブ意識を持っていました。
それは、普通以上に。そのくせ、不条理、理不尽が許せなく色々な抗議デモにも。今思えば、不条理、理不尽は私ですよね。なんせ前述した通り、武士かってくらいのアホでしたのでお許しください。
その中で、たまたま傍観していた動画に意図せずトランスジェンダーの方が、スピーカーでの演説がありました。反射的にチャンネルを変えようとしました。(ごめんなさい)
内容は、その苦しみ、就職難、自殺未遂、そして自分の居場所を手に入れるというもの。
最後には、拍手しながら号泣し「本当によかったね」と連呼している私。涙の半分は今までの小さい考えでいた私自身の情けなさ。そして、当事者には知るよしもない大きな問題と生きにくさを垣間見ました。
「こんな事で(←当事者の方ごめんなさい)苦しい生き方や命を落とさせてはイカーン!」
と込み上げ熱くなっていたのを覚えています。
そして何より、本当に捨てなきゃいけない自分をこのトランスジェンダーの方に教えてもらったのです。
それからも、数ヶ月と色々の「引っかけ問題テスト」がありました。ですが、LGBTQの問題が頭から離れません。
私の特技は「超短時間で膨大なインプットができる事」と「やりたい事はやってみる」です。当然、セクシャリティ問題を学びました。
ですが、学べば学ぶ程「それで解決する?」と違和感が大きくなって行くんです。
多くがストレートアライになれば解決の様に述べていますが、それもすごく違和感があります。
だって「理解し支援」って。「普通」に対する意識の向け方ではないですよね。
ですが、私自身、何をしていいかも解らず、とにかく、先ず外へ発信しようとこの問題に象徴的ブランドを立ち上げました。
先だって、社員を連れて、東京レインボープライドにも行ってみました。
とてつもないエネルギーの盛り上がりを感じました。
ですが、それだけ、普段の苦悩と抑制と考察し悲しくなりましたよ。
コラム掲載への衝動
そんなこんなしてるうちに。
b-LIGHTのばんさんから企業の掲載へのお誘いを頂き、こちらのサイトを知りました。
隅々まで拝見させて頂き驚いた事は、「在る様で無かった」という点です。
他での違和感を解消できそうな直感です。この辺は機会がありましたら次の機会に。
そして、何かお手伝い(参加)がしたくなり、ここで私の出来る事は「見方、考え、意識、感情の在り方を知る」をお伝えして、一人でも楽幸な人生に飛び込む事が出来れば、私を褒めたいと思いますw。
私は、シスジェンダーのストレートと呼ばれるでしょう。
だから伝えられない事も在るでしょう。
でも、だから伝えたい事も在るのです。
そう思うと、そうしたくなり、直ぐに「コラム執筆」を申し出たら、快諾を頂いた事に感謝致します。
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