皆さん、はじめまして、つむじと申します。これが初めての投稿なので、軽く自己紹介をしたいと思います!
名前はつむじです。セクシュアリティはゲイで、大学4年生です。
中学、高校では陸上部で短距離走をしていました。大学生になってからは、カフェやスーパーでバイトをしていました。
ここでは、ゲイとしてどのような道を歩んできたのかを詳しく載せています。
最後まで読んでいただけるとありがたいです!
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LGBTQのことを"セクマイ(=セクシュアル・マイノリティ)"と書きます。
カミングアウトを"カムアウト"と書きます。
小学生時代

偏見の塊だった!
小学生の自分は、とにかく偏見の塊でした。笑
男なら一人称は俺以外有り得ないと思っていたし、異性を愛するのも常識だと考えていたし、男が肌のケアをするのはありえないとさえ思っていました。
当時は自分がゲイだとは考えてもいなかったです。
中学生時代

セクシュアリティの自覚
中学生の時は、小学生同様に偏見の塊でした。
中学3年生の頃、クラスメイトや部員から、「たまにオネェになる時あるよね」と言われることがありましたが、僕はそんな風に話している自覚はありませんでした。
そこから、もしかして周りとは違うのかもと感じ始めました。しかし、偏見の塊だった僕はそれを認めず、自分は異性愛者だと証明することに必死でした。
高校生時代

ゲイだと認める
自分が異性愛者だと証明するのに必死だったある日、人を好きになるとはどういうことかを考えていました。
アニメを見ていると、女の子が自分の部屋で主人公のことを考えて頬を赤く染めているシーンがありました。その後、その女の子は主人公のことが好きだと自覚します。
これを見て、特定の人のことをふいに考えてしまう時、その人のことが好きであるという結論に至りました。
自分にもそんな経験がないかと考えてみると、小学生の時、クラスの男子のことをずっと意識していたのを思い出しました。
話しかけてくれることに喜びを感じ、夏休み中は会えず寂しく感じ、あの子の家を通るときに偶然ドアが開くことを願っていました。笑
そこで、偏見の塊だった僕が、無意識のうちに一人の男を好きになっていたことに気がつき、ゲイと認めるようになりました。
はじめてのカムアウト
みんなに嫌われるのを恐れて、周りにゲイであることを隠して過ごしていました。
会話の節々に異性愛者が前提で話が進んでいることや、
「お前らゲイだろ」
「そんなわけないじゃん」
と冗談で言い合っているのを聞くと、友達はいるけど、仲間はいないことにさみしさを覚えました。
自分と同じ境遇にいる人と話してみたいと思い、ネットで探してみたのですが、見つけることができませんでした。
それでも、みんなみたいに恋愛話をしたかったので、当時最も信頼していた友達Aにゲイだと伝えました。「お前はお前だから」と言ってくれたことが嬉しくて涙が止まりませんでした。
同級生を好きになる
高校2年生の時に、好きな人ができました。しかし、その人に告白どころか、カムアウトもしていません。 (今現在も)
その理由は、仲が良いからです!わざわざ告白しなくても一緒に過ごすことができるからです。むしろ、告白して距離を置かれることが怖くて言えません笑
時々、2人で遊んだりしました。(今でも仲良しです)
向こうは友達として遊ぶ感覚だと思いますが、僕にとっては2人きりのデート。いつも以上にワクワクしていました♡
恋人っぽいことはしなかったですが、好きな人と一緒に過ごす時間はかけがえのないものでした。
高校卒業を機に、恋人から友達へと降格しました(笑)
大学生時代

デビュー
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初めてセクマイ関連のイベントに参加することを”デビュー”と言います。
大学生になっても、みんなに言う勇気がなかったので、ゲイを隠して生活していました。
最初の一年間は誰にも相談することなく、一人で悩んでいました。
大学2年生になる前の春休みに、高校の友達Bにカミングアウトをして、居場所探しを手伝ってもらいました。すると、セクマイの方を対象としたサークルがあることを知りました!
そこで、とあるサークルCに参加することにしました。
サークルCのイベントに行ってみると、20代後半から50代の方まで、いろんな方がいました!そのサークルでは、ゲイ専用の出会い系アプリを教えてくれたり、二丁目を案内してもらったりと、ゲイライフを充実させる情報を知ることができました。
これを機に、アプリを活用したり、セクマイの交流イベントに参加したりと、ゲイとしての活動を積極的に行いました。
また、2年生の秋に大学のサークルDに参加しました。
今までのイベントは若くても20代後半だったので、自分と同年代の人と交流するのは新鮮で、とても楽しく過ごすことができました!
今はサークルDを中心に楽しいゲイライフを過ごしています。
学部を変える
コロナウイルスが流行りだした頃、僕は転部を決意します。
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転部とは、"大学の学部を変えること"です。
もともと、機械系の学部にいました。ゲイとしての活動をしていくうちに、セクマイの生活を豊かにしたい!と思うようになりました。
機械系の技術を身に着けるよりも、経営を学んでおいた方が、セクマイの生活を豊かにできる可能性が高いと思ったため、転部を決意しました。
転部に必要な条件の確認や転部手続きなどを一人で行いました。
半年間の受験勉強の末、見事合格することができました!
コロナ禍での活動
この年もコロナウイルスが収まっておらず、サークルDも活動はしているものの、コロナ前と比べて活動頻度は下がっていました。
何かしら行動したいと考えた結果、アプリを使って友達を作ってみることにしました。
マッチングしたのはいいものの、チャットが続かなかったり、返信してくれなかったりと、なかなか会うことができませんでした。自分なりに試行錯誤し続けた結果、ついに一人友達を作ることができました!
今年、その友達とコナンの映画を一緒に観に行きました。
現在
2022年現在、ワクチン接種が進んだこともあり、コロナが落ちつき、サークルDの活動も盛んになりました。
大学や就活などがあって大変ですが、充実したゲイライフを送っています。
最後に…

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事が、セクマイの方々にとってプラスになることを願っています。
今後は、セクマイ生活を楽しく過ごせるような記事や、カムアウトの経験談などを書きたいと考えています。
これからもよろしくお願いします!