当サイト「b-LIGHT(ビーライト)」をご覧いただき、誠にありがとうございます。運営者のばんです。
2022年2月に当サイトをオープンし、これまで様々な方にご覧いただきました。また掲載に関するお問い合わせも順調に増えており、掲載数も徐々に増えております。本当にありがとうございます。
サイトの運営者というとなんだか凄いイメージがありますが、普段は文字通りただの会社員です。webに関する大学に通っていたわけでもなく、今の仕事もwebに全く関係ない仕事をしています。
そんな僕がなぜこのサイトを設立したのか、今回は僕の人生について綴っていきます!
ばんのプロフィール
- セクシュアリティ:Xジェンダー(身体性は男性)
- 生まれは離島
- 育ちは東京都内
- 現在は岡山在住
- 同性パートナーと同棲中
僕の幼少期
僕は離島出身。海に囲まれた大自然で育ちました。島の中で1番高い建物は、4階建の役場。空が本当に広く、冬の夜空は星が光り輝いていました。
1学年15人、全員が幼馴染。そのためどの学年も、男女関係なく仲が良かったと思います。
大自然の中で育つ男の子といえば、スポーツをしたり山や海で遊んだりするのが好きなのでしょう。しかし僕は、男の子と遊ぶことは少なく、女の子と静かに遊ぶのが好きでした。
だからと言って誰かに後ろ指を指されたりすることなく、自分らしく成長していきました。
僕の中学生時代
小学生のときは全員私服だったのですが、中学生からは男女別々の制服。男女差というものを色々なところで感じていきました。
中学2年生の時に転校し、知り合いが誰もいない学校へ通い始めました。学校に馴染んでいった夏頃、同級生に
「なんでそんなに、女子と仲良くするの?」
と言われました。この言葉は、今でも胸に残っています。なんだか、自分の存在を否定された気分というか、ビルから高いところから突き落とされるような感覚を抱きました。
この言葉を言われた直後は、男子と一緒に登下校したり、休み時間も男子と接したりと、浮かないように必死でした。
この頃から、自分って何か周りの人と違うのでは?と、少しずつ思うようになりました。
僕の高校生時代
この高校で
運営メンバー「りょこさん」に
出会いました!
高校でも、進学した直後は必死に男友達を作るように頑張りました。しかし、偽っているだけなのでどうしても疲れてしまうんです。
結局「女子と話す方が楽だし楽しい」ことに気が付き、この取り組みも数ヶ月で終わりました。
しかし、それでも仲良くしてくれた男友達がいました。僕にしては珍しく、一緒に居ても疲れなかったので、休み時間も登下校もいつも一緒でした。そのため、クラスメイトや先生からは「双子」や「夫婦」とよく呼ばれていました。
気がつけばいつも一緒。それは徐々に、頭の中でもその男の子のことを考えるようになりました。「あ…これが人を好きになるってことなんだ…」と気がつき、その頃から僕は同性が好きだと徐々に認識していきました。
1年ほど悩んだ末に、その男子にカミングアウトしてから告白したのですが、実らぬ恋で終わりました。その男子とは話さなくなり、男性にカミングアウトするのが怖くなっていきました。
僕の大学生時代
大学生になると、セクシュアリティに対するモヤモヤは大きくなっていきました。いつしか、まわりの人に本当の自分を打ち明けるのが怖くなり、1人で過ごす時間が増えていきました。
大人として成長していく周囲の人に比べて、自分のセクシュアリティが何なのかがわからない自分に、劣等感を抱いていたのでしょう。
しかしその感情は、学年が上がるごとに少しずつ薄れていき、徐々に同級生の人たちにも自分のセクシュアリティをカミングアウトするようになりました。
この時期から、自分のことを包み隠さずに話せる友人が増えていき、嘘をつかずに生活できるようになっていきました。
僕の社会人時代
大学生の頃に接客業が好きだということに気づいた僕は、大学卒業後も接客業を続けました。様々な業界で接客をしていったのですが、どの業界でも「男」と「女」という2択で、どこか私の存在を否定されているように感じました。
直属の上司に「男というのは、こうあるべきだ!」と叱責されたこともありました。
そんな頃に今のパートナーと出会い、僕はこのままでいいんだ、と思えるようになっていきました。出会いをきっかけに「セクシュアリティは個性だ」と思えるようになりました。僕の中で欠点だと思っていたのに、です。
セクシュアリティは個性だと思えるようになったのは、様々なLGBTQブログを読んでいたからとも言えます。いろんな人が、いろんな情報を発信している。そこで共通しているのはセクシュアル・マイノリティであることだけでした。
この気づきから、僕もブログを通して自分の気持ちなどを発信することにしました。
販売職を経験して、気づいたこと
今僕は販売職をしています。様々な商品・商材を取り扱っています。やはり、旬な商品・売れ筋の商品など、その時々によって売りたいものというのは変わってきます。
それらの商材を売るためには「いかに価値があるように見せるか?」ということです。ただそれは販売する側のことであって、消費者の気持ちは度外視されているように感じました。
これはweb業界でも同じようなことが言えるでしょう。検索上位には、本当に価値があるサイトが表示されることもあれば、検索上位を狙っただけで中身のないサイト。もしくは、ユーザーのことを考えずに運営側の利益だけを追求したサイト。
果たして、これらのサイトが人々を幸せにすることができるのでしょうか?
今この日本社会に、本当に必要なwebサイトとは?
生きていく上で、お金はとても大事です。お金を気にせずに生きることはかなり難しいです。
しかし、どんなモノ・サービスでも、収益や利益のことを中心に考えてしまい、ユーザーの気持ち等を無視することは良いこととは言えません。
今の日本社会に必要なのは「正しい情報が手に入るサイト」「価値のあるサイトが、本当に必要な人に届くサイト」が必要なのだと僕は思います。
だから僕たちのb-LIGHTでは、価値あるサイト・価値あるサービスが、本当に必要な人に見つけてもらうために様々な工夫をしています。
今後も多くの人に使っていただくためにどんどん改良を行なっていきます!是非今後も当サイト「b-LIGHT(ビーライト)」をよろしくお願い致します!