コラム

【ポリアモリーってつらい】でもつらくなるために生きているわけじゃない

2023年10月11日

タイトルにもあるポリアモリー、という言葉を聞いた事はありますか?

ポリアモリーとは複数の相手と同意の上で親密な関係を築いていく事を言います。複数恋愛とも言われています。

そんなポリアモリーを自認している方々が抱えている悩みとは何か、そしてその悩みと向き合っていく方法を記事にしました。

  • ポリアモリーを自認しているけど、たくさん悩みを抱えている。その悩みとどう向き合っていけばいいの?
  • ポリアモリーについて知りたい。
  • パートナーがポリアモリーを自認している。そんなパートナーと向き合っていく方法を知りたい。

そんな方にこの記事を見てもらえると、とても嬉しいです。

ポリアモリーの悩みを知ろう

ポリアモリーであるとカミングアウトできない

その理由は「一夫一妻が当たり前」という考え方が未だに根付いているからだと、私は考えています。

だからカミングアウトにもブレーキがかかってしまいます。

カミングアウトすれば、「どうして複数の人とお付き合いしているの?」というように言われかねないからです。

自分で自分の事を責めてしまう

ポリアモリーという考え方自体、世間でそれほど理解が進んでいません。

そのため、周囲から「複数の人とお付き合いするなんておかしい、病気だ」「ポリアモリーなんてつらいだけだからやめたら?」

というような心無い言葉をぶつけられてしまいます。

その結果、「こんな事を言われる私はおかしいんだ」と自分で自分を責めてしまう事になってしまいます。

新しい価値観が嫌だから、自分の考えをどんな事があっても貫き通す。

そんな一切配慮のない行動が人を深く傷つけてしまうのです。

同意を得る時、つらい

ポリアモリーについて考える時、重要なキーワードになるのが「同意得る事です。

その際、相手は自分の事を理解してくれるのか。

言ったら、相手に拒絶されてしまうのでは?という不安を抱えてしまいます。

ポリアモリーの方とお付き合いしている方々の悩みとは?

不安を感じてしまう

「自分は大切にされているのかな?」などのようにポリアモリーの方をパートナーに持つ方はこういった不安を抱いてしまいます。

嫉妬心を感じてしまう

嫉妬心はパートナーの事を大切に想っているからこそ、抱いてしまう感情だと思います。

そういった嫉妬心とどう向き合っていくのかも大きな悩みです。

悩みにどう向き合えばいいのかな?(当事者の方々へ)

自分の事を一番大切に想ってくれる人達とだけ一緒に過ごす

カミングアウトや同意を得る、という事が自分自身をしんどくさせてしまう事もあるのでは?と私は思っています。

関係を大きく広げず、同意を得られた人とだけお付き合いをしていく

カミングアウトも自分の知らない人に、ではなく本当に信頼できる人や私達b-LIGHTのような専門機関にだけ行う。

「まったく知らない人」よりも「よく知っていて、自分の事を大切にしてくれる人」にだけ本心を打ち明けたり、一緒の時間を過ごす方が幸せです。

自分の心にフタをしない

ポリアモリーは関わる人全員の同意を得たうえで複数の人と恋愛関係を築くことです。

関わる人全てと幸せに、楽しく過ごしたい。

それが心からの願いです。

周りが否定するから、といってその思いに無理にフタをしなくていいんです。

フタをした方がむしろ自分で自分の事を苦しめてしまいます。

だから、自分自身の思いにフタをせず、焦らず少しずつ向き合う事が幸せになるための一歩だと思います。

もししんどくなったら私達b-LIGHTもぜひ頼ってくださいね。

当事者同士の繋がりを作ってみる

自分自身と同じ、ポリアモリーの方々との繋がりを作る事はとても新鮮な事だと思います。

自分と同じ境遇の人がいるという事は「私は1人じゃなかったんだ」という安心にも繋がります。

Twitterを初めとするSNSでの繋がり、そして近頃では「ポリーラウンジ」というようなポリアモリーについて考えるイベントも不定期ですが開催されています。

そういったイベントに足を運び、当事者同士で交流してみる事が何か新しい発見に繋がるかもしれません。

悩みにどう向き合えばいいのかな?(ポリアモリーの方をパートナーに持つ方々へ)

パートナーと今後の関係性について話してみる

不安や嫉妬心を自分一人で抱え込むのには限界があると思います。

結果、心や体がボロボロになってしまう事に繋がるからです。

今後、お互いの関係性をどうしていきたいか?

少しづつ話していく事はお互いの気持ちを確かめ合える機会にもなると思います。

対面が緊張するなら、LINEやTwitter、InstagramのDMで話す事もオススメです。

相手の幸せを願う

パートナーが仮に他のパートナーと結婚したとしても、それは自分自身にとって悲しい事ではなく大きな幸せだと思います。

今までだって別にパートナーは自分との関係に優劣をつけているわけではない。

それは不安や嫉妬心から思い込み、という感情を自分で作ってしまったんです。

だから思い込みを無くすこと、それが相手の幸せを願えられる事に繋がるかもしれません。

[最後に]つらくなるために生きているんじゃないんだよ

ポリアモリーを自認している方々は自分がつらい思いをするためにポリアモリーとして生きていくという事を選択したという訳ではありません。

関わる人全てが愛おしいから。みんなの事をみんな尊重して、誠実な態度でずっとこの先も向き合っていきたいから。

そんな想いがあるのです。

ありがとうございます!!

最後まで記事を読んでいただきましてありがとうございました!!

また記事を書くのでその時もぜひ読んでくださると嬉しいですー!

ホノカ

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