コラム

Tokyo Rainbow Pride2024年レポート

今回は、2024年4月20日~2024年4月21日に開催されたTokyo Rainbow Prideイベントに参加してきた感想をまとめました。

1日目は午後から参加しました。パレードの参加を済ませた後、ケバブとコーヒーを頂きました。

ストリートピアノもあったので二曲ほど弾いてきました。(槇原敬之の「どんなときも」とQueenの「Don't Stop Me Now」を弾きました。)

『KINARU』では香水を調合してもらいました。ムスクが印象深かったです。

大学時代にジェンダー系の授業でお会いした三橋順子さんにTRPブースで再会しました。(ツーショットを撮ってもらった。) お元気そうで、嬉しかったです。

夕方、大黒摩季さんのライブ会場へ向かいました。大黒摩季さんは名前だけ知ってる程度でしたが、彼女の生き方に俺も勇気をもらってます。ライブはメディア撮影NGだったので、文章のみにします。物凄い混んでました。

皆が知ってる曲(「ら・ら・ら」、「あなただけ見つめてる」など)をあのパワフルボイスで歌い上げ、全世代を歓喜のボルテージに巻き込んでいった大黒さんはまさに女神!俺はただ彼女のエネルギーに息を呑んでました。

MCの中でとても印象的な言葉がありました。要約してお伝えします。

「LGBTはかつてマイノリティーだったけど、時代が変わって段々マジョリティーになっている。差別する側がマジョリティーだったのが、差別する側はもうマイノリティーになる。その時代はもうすぐそこまで来ている。

いつ、マイノリティーがマジョリティーになるかマジョリティーかマイノリティーになるかなんて分からない。だから、もうお互いに差別し合うのは辞めて、赦し合いませんか?」

この言葉を聞いて、涙が止まりませんでした。

2日目は、終日参加しました。当日は知り合いと向かったのですが先約が長引いた為、パレード受付へギリギリの時刻に到着しました。

参加したフロートは「6.一般社団法人Get in touch」です。

集合会場内には熱気が籠っていて少しビビりました。何とか気を保って身支度を済ませ、ネクタイ姿で参加しました。

このプラカードを掲げてパレードを歩きました。

パレードの参道は、沢山の方がいました。

“横断歩道を邪魔される...。”とこちらを見ないようにしている人もいれば、無関心の人、旗を持って笑顔でリアクションをしてくれる人、外国の当事者の人、カメラを向けて記録してくれる人、写真を撮ってくれるメディア関係者の人など...。このイベントを知らない人も知ってる人も共にこの空間に存在しているのがTokyo Rainbow Prideなのだと感じました。

お昼ごはんは競技場内の喫茶店で頂きました。

1日目に比べたら人も多かったです。2日目は早めにお開きにしました。

TRPに参加したのは5年ぶりです。人疲れも多かったですが、その分多くの当事者の力とアライの力を貰えました。

Xには今回のTRP開催について様々な意見が散見していました。それも含めて、今後の課題なのかなと感じました。

レポートは以上となります。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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Ray

発達障害、LGBTQ、精神疾患(うつ状態)の複合マイノリティーです。 (Xジェンダーに近い)ジェンダーフルイドの自認ですが性的嗜好がとても曖昧です。(パンセクシャル、デミロマンティック、バイセクシャル傾向あり) 主に発達障害・精神疾患の立場から自分のことを綴っていきます。 よろしくお願いします。