皆様、初めまして。Ray(れい)と申します。
私はLGBTQの中でもXジェンダー(男性寄り)、AroAce(デミセクシャル・デミロマンティック、その他のセクシュアリティ。)、クエスチョニングに当てはまるセクシュアリティです。
また、神経発達症(ASD、ADHD)、精神疾患(双極症2型)、解離性障害)をもっている複合マイノリティです。
b-LIGHTに参加したきっかけ
LGBTQだけではなく、様々なマイノリティとLGBTQをもっている人達の力になりたかったからです。
セクシュアルマイノリティという言葉を知って早11年。その間に色々ありました。
セクシュアリティの変遷は多くありましたが今はXジェンダー(男性寄り)、AroAce(デミセクシャル・デミロマンティック、その他のセクシュアリティ。)、クエスチョニングに落ち着いています。
性自認の気づき
この身体が8~9歳の頃、私の心は中性を自認していました。誰から教わるわけでもなく、常に「真ん中の自認」という感じでした。
好む色もオレンジや黄緑といった中間色。自分の中では、性別というものは当てはまらないものだと思っていました。
小学校高学年の頃、「周りの女子と私はどうやら違う」ということを、痛みと共に感じていましたが、正体は掴めませんでした。
(当時、クラス内で学級崩壊が起き、激しい虐めを受けたこともその要因です。虐めは中学まで続きました。)
2010年代に感じた孤独。~俺はLGBTQでもマイノリティなのか?~
Xジェンダーを知ったのは2010年代初頭でした。バラエティ番組で紹介されていた小説が切っ掛けでXジェンダーのことを知りました。
(『ハコニワ』(村田沙耶香)という小説でXジェンダーで悩む主人公の話でした。)
当時はXジェンダーの情報について殆どなく、探すのに苦労をしました。見つかったのは2010年7月に発行された『NHK「ハートをつなごう」LGBT BOOK』でした。
(Xジェンダーの説明の中で「非性」という項目があるなど現在では使われてない説明もありました。)
その中で自分の性自認を探しながら生活を送っていました。高校3年の時点で既に「Xジェンダーのことを含め、セクシュアルマイノリティのことは一生をかけて付き合っていく問題だ。」と書いていましたので、セクシュアリティのことについて俯瞰して見ていたと思います。
セクシュアリティはXジェンダー→バイセクシュアル→FtM→FtMのゲイセクシュアル→Xジェンダー(不定性)のパンセクシュアル→グレーセクシュアル・グレーロマンティック→Xジェンダー(男性寄り)、AroAce(デミセクシャル・デミロマンティック、その他のセクシュアリティ。)、クエスチョニングと移り変わりました。
セクシュアリティを邪魔するもの
LGBTQであることは分かりました。ですが問題はそこからでした。人を深く愛する機会にも恵まれましたが、お互いフェアな関係を築くことはできませんでした。
恋愛、生活を通して予てから抱えていた発達障害の問題に向き合わうことを余儀なくされたからです。私は自分の中でセクシュアリティについて向き合うことを無期限保留にしました。私にとっては、セクシュアリティより発達障害の方が困り度合いを上回ってしまったのです。
b-LIGHTでシェアしたい事
- 自分のセクシュアリティのこと
- 発達障害、双極性障害、解離性障害と共にLGBTQを生きることについて
- 複合マイノリティーの事情
現在、私は自分のセクシュアリティについて「向き合うことを保留」にして過ごしています。今まで経験してきたことや問題にも、セクシュアリティのことが隠れているのかもしれません。
言語化しにくい事柄なので痛みを伴っています。強いて今、悩んでることといえば「この先、将来を見据えてお付き合いするのなら、同性異性関係なくパートナーが欲しい!」と強く思っているのみです。年齢的にも知人の結婚、交際の話を見聞きしてるからでしょうか。
パートナーが欲しい思いは同性異性関係なく、誰もが持つ悩みでしょう。
今言葉にできてない、自分が伴ってきた痛みもこの場所で文章にして皆さんと分かち合えたらと思っています。
これからもよろしくお願いします。